カリスマブームが到来。それまで全く興味がなかった美容の世界に興味をもつ。この時から美容師を目指し始めるが、理由は「カッコいいから」だけだった。

大阪の美容学校卒業後、大阪の美容室に就職。スタイリストのカットする姿に憧れて飛び込んだ美容業界。1人前になるまでのカリキュラムは果てしなく遠く、甘い世界でないと現実を思い知る。

就職から4年経った頃それなりの役職を頂く。先輩のお店に来ないかと誘われてお店を手伝うことになったものの、まだまだ経験値が足りないとも実感した。
そこで¥1,000カット美容室に就職し、1日30人以上のお客様を担当することで急速に経験を積む。この経験が自分を大きく変え、ちょっとの勇気で何者にでもなれる事を知った。

独立の準備のため鳥取にＵターンしてくる。顧客がまったくいなかったので、顧客をつけるために地元の美容室に就職した。 しかし、雇われてた美容室からの独立はとてもシビアな問題であり、顧客をつれて店を離れる美容師を良く思ってはくれない！ そこで、先に店を出店する事を選んだ。リスクのあるやり方ではあったが、根拠のない自信だけがあった。結果、顧客0での出店ジャヤをオープンする。

少しずつ顧客も増えるが、イメージしていた未来には程遠い。何か自分にしかできない武器がほしいと思っていたこの頃に、ステップボーンカットと出会う。

ステップボーンカットを学び、鳥取県初のステップボーンカット認定サロンとなる。

さらに技を磨き、ステップボーンカット認定講師となる。

ステップボーンカットを導入し、美容師としての自分の価値が1つ上がったことを実感。ここまでで既に多くの顧客がステップボーンカットのファンになってくれていた為、吉成から賀露に移転しても失客10%以下。自分にしかできない武器があるとどこにいようとお客様は来てくれると実感する。
またカット料金を¥10000とし、集客に多くのお金を使わなくても売上が勝手に伸びていくシステムを作る。ステップボーンカットは、自分もスタッフもお客様も幸せになれる技術。

カット料金¥10,000、新規客単価¥20,000超、時間単価¥9,000を達成し、時間にゆとりを持ちながら顧客様に接している。売上=顧客様が喜んでくれた数、客単価=自分の価値と考えてこれからの美容師の新しい働き方としてステップボーンカットとシェアサロンというかたちを軸に育成を目指している。